日本初のトリュフ専門店「テールド・ド・トリュフ東京」へ
現在ほどトリュフグルメが国内に広まっていなかった2008年から開店しているトリュフ料理レストランTerres de Truffes Tokyo(テールド・ド・トリュフトウキョウ)。南青山の静かな裏通りに佇む名店で洗練された唯一無二のトリュフグルメを堪能してきました。
フランス本店の雰囲気を受け継いだ上品で落ち着いた佇まい、ゆっくりと食事が楽しめる個室も。
種類の異なるトリュフの香りをテイスティング。トリュフの魅力に酔いしれる贅沢なひととき。
食事の前に優美なトレーに並べられたトリュフのセントテイスティングをさせていただきました。今回はイタリア・マルケ産のサマートリュフ(急速冷凍をしたものを解凍したもの)、中国東北三省の黒トリュフ、イタリア・ピエンモンテの黒トリュフ、そしてなかなかお目にかかれない立派な白トリュフの豪華4種類。品種や産地が異なるトリュフの香りの違いを自らの鼻で感じることができるとても貴重な体験。スタッフの方が丁寧にトリュフの説明をしてくれるので、トリュフに詳しくない方でも安心して楽しむことができます。一年を通して旬のトリュフを数種類用意しているのは流石!
前菜からデザートまでトリュフ尽くし、でも最後の一口まで新鮮さが残るコースメニュー
それぞれのトリュフの特徴を生かしながら旬の食材とのマリアージュを楽しめる料理はとても新鮮で、新たなトリュフの魅力を発見できました。鰹とトリュフなど意外な組み合わせも、トリュフレストランならでは。中国産黒トリュフの少しエッジの効いた香りに合わせたモダンチャイニーズを想わせるソースはジビエにぴったり。フランス産黒トリュフがたっぷり入ったバター香る炊き込みご飯など、料理のジャンルを超えた最後までワクワクするトリュフ料理を堪能しました。
今回はランチコースをいただきました。コースメニューは旬のトリュフと同様、季節に合わせて変わるので常に新しい発見が期待できそうです。
初体験、トリュフジントニック
気になるドリンクメニューがあったので食後にオーダー。なんと目の前でフレッシュトリュフを削っていただくジントニック。グラスに張り付いたピエモンテ産・黒トリュフのマーブル模様がもはやアートの域。飲む時に黒トリュフの香りがふわっと鼻に抜け、ジンとの相性がいいことにまた驚きでした。